ケロリーヌ
梨が美味しい季節ね〜。
給食でも出すけど、子どもたちも喜んでくれるわ。
でも、梨の旬って8月中旬がピークで、9月に給食に出そうとすると傷んでいるものも多くて…
また、切ってみると透明な果実も出てきます。これは、食べらるのかな?
ケロリーヌ
9月の給食の時期には、八百屋さんもよくお問い合わせいただくと聞いているわ。この、透明な部分がある梨の症状を「蜜症」といいます。
果実の「蜜症」について
- 蜜症とは、果肉の一部が半透明になり、柔らかくなった部分がある果実のことを言います。これは、梨だけではなくりんごにも見られることがあります。
- 学術名称は「カルシウム欠乏症」
- 食味・食感が悪くなりますが、食べること自体に問題はありません。
- 主に豊水梨によく見られます。
ケロリーヌ
冷夏、梅雨の長雨、7月の乾燥、8月の急激な高温と乾燥があったり、9月の多雨などがあったときに発症しやすいみたいよ。
9月の献立に梨を取り入れるときには、気象状況なども考慮したほうが良さそうですね。
ケロリーヌ
そうね。
食べることに問題ないとはいえ、食味・食感の悪いものを子どもたちに出すのは気がひけるわ。いつもより、廃棄率を高めに設定して、多めに発注するなどの工夫が必要ね。
でも、品質がいいってものでもないし、返品・交換してもらってもいいですよね。
ケロリーヌ
業者さんとの関係性もあると思うけど、基本的には交換してくれると思うわ。気候変動によって左右される品質については、交換したところで、交換した物自体も「蜜症」の可能性があるので、それも考慮した上で献立に取り入れるか考えたほうがいいわ。
- 冷夏、梅雨の長雨、7月の乾燥、8月の急激な高温と乾燥がある年は、梨の購入に注意!
- 献立に取り入れる際は、廃棄率に注意!
- 交換の際には、業者さんを必要以上に責めない!交換してもらったものも「蜜症」である可能性がることも考慮する。
参考・参照
↑とても専門的に記述しており、わかりやすかったので参考にさせていただきました。
↑画像を使用させていただきました。
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